運動会のビデオ撮影では、カメラの位置取りが最大のポイントです。
また、ロング撮影(遠くからのビデオ撮影)なので、背の高い三脚や脚立が必須です。
背の高い三脚が無ければ、高所位置を探してください。
プログラム(出演順)の確認とグランドでの位置と導線を、事前に先生やお子さんに聞いてください。
「踊り等」なら出来るだけ正面側で。
徒競走なら、スタートとゴール地点を確認しましょう。ゴールに、カメラマンの体の正面を合わせ、スタート位置まで体をひねって構えます。走り出したら、体のひねりを戻すように、カメラをパンニングするとぶれの少ないビデオ撮影が出来ます。
スタートは、全員のスタートが分かるように。スタート地点全体をねらいます。
途中は、お子さんを画面の中心に、前後の数名も入れたグループショットでフォローパンニングします。
ゴールでは、全体の順位が分かるように、ゴール地点全体をしっかりビデオ撮影しましょう。これで、起承転結のドラマが一通りビデオ撮影できます。最初から最後まで、お子さんのみのズームアップばかりの映像にならないように。すると、たぶん、順位の分からない(全体の中の位置・順位が分からない)、画面がブレブレの映像になってしまいます。
撮影ポイントを決めたら、場所取りです。良さそうな場所を2〜3箇所は確保します。
ビデオカメラマンは、飲み食いは後回し。ビデオ撮影に専念しましょう。
出来れば、スタートを待つ我が子に寄って、ハンディビデオカメラで、声もビデオ撮影(録音)しておくと、永久保存板の作品制作につながります。
その時の生声って、すごく貴重なんです。。。
数年後、その時のお子さんの生声が聞けるすばらしいタイムマシン作品になります。