実用 なるほどビデオ撮影テクニック講座16(制作・著作 ©ウィントンズハウス)

5. 音が映像を生かし、映像が音を生かすの話

ムービー作品の音と映像は、対になる大事な構成要素です。ムービー作品に挿入されたBGMは、映像のまずさも補完してくれるかのような効果を、時に、もたらします。 一方、現場音を全部消してしまって、音がBGMだけの作品にも良く出くわします。 現場音もあったほうが、作品が意味することをより上手に伝えられる場合も少なくありません。 例えば、観光地で撮影した滝や流れる川の映像など、音を生かしたほうが臨場感がありますね。また、婚礼ビデオのキャンドルサービスのシーン等で、出席者の拍手や新郎新婦にかけるお祝の言葉など、感動をもたらす音が少なくありませんが、これが全て消されている場合、実にもったいないと思います。

お子さんの成長記録の編集ビデオなどでも、BGMで現場音を全部消さないで、現場音とBGMを効果的に使うことをおすすめします。笑い声、泣き声、ちょっとしたがんばりの言葉・・いづれも大事な音素材です。

使い方としては、 ある現場音をきっかけにしてBGMを入れる。 ある現場音の盛り上がりとともにBGMの音量を上げる。 等々、その挿入の仕方で映像がさらに生きてきます。 しかし、某有名ヒット曲に合わせて編集したムービー作品は、著作権処理されていなければ単なる盗作と見られてしまいます。(BGMは、作曲者や権利者の許可を得て使用してこそ、公表できるご自分の作品となります。必ず、著作権処理をしたBGMを使用するようにしましょう。)  

液晶モニターやビューファインダーで映像に相当気をはらいながら撮影すると思いますが、カメラ内蔵マイクや外部マイクでの音の収録にも気をはらいましょう。具体的には、音がどのように記録されているかをヘッドフォーンで確認しながら撮影しましょう。被写体の動きもさることながら、大事な言葉や現場の音が途中で切れないようにしましょう。(言葉や音の途中でポーズしないように気を付けましょう。)また、音は、マイクを音源に近づけるほどクリアーに収録できます。

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